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スキル向上や活動成果が見えない場合はどうするべきなのでしょう

芸能界って厳しいって言われていますよね。確かに、がんばって自宅で練習しても、タレントスクール(養成所)に通っても、はっきりと分かるような成果がなかなか伴わないケースが考えられます。

これだけ練習すれば(レッスンを受ければ)、演技が上手になるはずなのに、芸能のお仕事が沢山体験出来るはずだったのに、いっこうに上達していないようだし、オファーはおろかオーディションにも受からない。こんなはずじゃなかったのになあ、なんだか目論見とは違うよネ・・・という感じ。

それで、子供タレントを目指すのは、もうやめちゃおうかな、というか、やめさせようかな、ウチの子には、素質や才能が無かったみたいだから・・・と、あきらめる(結論付ける)ご家庭もあるかもしれません。

海辺の親子3人

自宅練習の方法、おけいこ事やスクールの指導方法などに、特に重大な問題点が見当たらないようであれば、そして、おおよそ真面目に取り組んできたにもかかわらず、イマイチ成果がかんばしくないのであれば、その子供には不向きだったと分析判断するのも、あながち間違いではないでしょう。

子供や保護者の方に、顕著なストレス(精神的あるいは経済的な)が現れているのであれば尚更です。きっぱりとキッズタレントをあきらめて、別の目標チャレンジするのも賢明な判断と言えるでしょう。

しかしながら、継続は力に成り得ます。

「石の上にも三年」という昔ながらのことわざがありますよね。

コドモに当てはめると、なんだか堅苦しいと言いますか、マッチしないような古臭さを感じさせるコトバではありますが、まさにこのコトワザの通りでして、最初は苦手であったり結果が伴わなかったとしても、継続して地道に取り組むうちに、着実に実力が伴ってきたり少しずつ結果が出てくるケースもあります。

レッスン生は、こういったごく普通の「地道な努力型の子」の方が、センスが光る「才能のかたまり」みたいなタイプの子よりも、圧倒的に多いのではないかと思います。

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うさぎタイプの子もいれば、かめタイプの子もいます

子供の心身の成長速度には、大きな個人差があります。みんなが同じスピードで成長していくのではありません。

芸能スキルもしかり。

時速にたとえると、100km/hの子もいれば、70km/hの子や、30km/hの子もいます。

童話の「うさぎとかめ」にたとえると、瞬発力・ダッシュ力に長けた、うさぎタイプの子もいれば、ゆっくりと着実に歩を進めるかめタイプの子もいるでしょう。

うさぎとかめ

あと「桃栗三年柿八年」とか。(ことわざが続きますが…古来より言い伝えられていることわざには、現代にも通用する、ごもっともなモノが多いですよね。)

従いまして、子供の芸能活動についても、ガマン強く長い目で見守る、納得がいくまで継続するというのは、なにも誤った判断ではないと考えます。

どんな子供にも才能は眠っているし能力は育まれていく・・・サイト管理人はそう信じています。子役やキッズタレントになる夢がホンモノならば、あきらめてしまうのは、もったいないかも…です。

継続は力なり。

少しずつ、一歩ずつ、前を向いて進んでいきましょう。

サイト管理人の鉄棒体験談

幼い頃から私は、鉄棒の逆上がりが出来ませんでした。

逆さまにくるっと回るコツをなかなか掴めなかったんです。正直、前回りも1回転しか出来ませんでした。当時通っていた小中学校の体育の授業には、毎年のように鉄棒の授業がありましたが、まったくもって苦手でした。

でも、そもそもスポーツ全般がギリギリ人並み程度だったし、逆上がりが出来なくても全然気にしていませんでした。まあ、あきらめて投げ出していたとも言えます。

鉄棒で遊ぶ子供たち

だけど中1になった時、人目や他人との差を気にする年頃になってきたからでしょうか、逆上がりが出来ない自分に引け目を感じ始めて、週に1~2回、放課後や休日に、ひとりでこっそりと学校や公園で練習を始めたんです。

最初は「駄目だこりゃ」状態でした。我流でやみくもに行っていたのがいけなかったのかもしれませんね。でも数か月続けていく内に、少しずつ出来るイメージが湧いてきて、もうすぐ回れるかも…と、いけそうな気になってきました。

鉄棒

そして、「こっそり自主練」をはじめて数か月ほど経ったある秋の夕暮れ(今でも、西の山に陽が沈んでいき周りが茜色に染まっていた、のどかな光景を覚えています)、誰もいない校庭で、ついに逆上がりに成功しました。それはもう嬉しかったですね。

「やった~」とVサインする児童

結構時間がかかったけど、少しずつ継続して練習する事により、からだがなんとかコツを覚えたのでしょう。大げさすぎますが(汗)、もの凄い事をやり遂げたような達成感があったのを覚えています。

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