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マンネリを突き抜けるには

子供のタレント能力の成長や活動状態そのものが、停滞(ルーティン化)しているように感じる時期が、タレント活動をやっていく上で訪れるかもしれません。

もう1ステップ階段を上りたいのに足踏み状態になっていたり、自分たちの前に難関や壁のようなものが、立ちはだかっているように感じる事もあるかもしれません。

石壁と少年

飽きたとか、モチベーションが下がった訳でもないのに、なんか中途半端な、そんなモヤモヤとしたマンネリ状態を突き抜ける(突破する)ためには・・・

つまり、ブレイクスルー(break through)するためには、どうすれば良いのでしょうか。

現状(マンネリ)から脱してブレイクスルーを実現するためには、色々なきっかけやヒントがあって、それはその子供(家庭)ごとに見合った処方箋が有るのだと思います。

幼い子供であるほど、保護者の方は子供の状態に気を配り、必要に応じてアドバイスやサポートを行うべきでしょう。

プロのアドバイスを得る

今まで通りの活動方法・レッスン方法が正しいと思うのであれば、それを粛々と続けるのも悪くはありません。

緩やかに良い方向へ事態が進んでいくかもしれませんし、マグマを溜め込んである時いきなり大爆発を起こす火山のように、将来、こどもに劇的な変化が起こるかもしれません。

電球と手

スクール(養成所)に通っていたり、何らかの先生に師事しているのであれば、まずは相談してアドバイスを得るのも良いでしょう。真摯な姿勢で尋ねれば相応の対応をしてもらえるはずです。

新しいアクション(行動)を起こす

今までとは違う、新しいアクションを起こしてみるのはどうでしょう?

障害物を乗り越える人
  • 特定のオーディションに合格するために懸命にトレーニングを行う。
  • 新たにタレント養成所に通う(もしくは現在所属のスクールを代える)。
  • 新たな習い事・お稽古事を試してみる。
  • 日常生活を見つめ直す、意識を変える。

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あるロックバンドのブレイクスルー

先日テレビで、あるバンド(Mr.Children)のドキュメンタリー番組を視聴しました。ミスチルは、一度もメンバーチェンジをする事も無く長年に渡って成功を収めてきた、日本を代表するロックバンドです。

番組によると、最近、長年タッグを組んでいた音楽プロデューサー(小林武史さん)との関係をいったん解消し、完全自己プロデュースで楽曲制作・バンド運営に励んでいるそうです。

小林プロデューサーは、バンドがメジャーデビューした当初から携わってきた育ての親(兄貴分)みたいな人で、サウンド作りやバンド活動の方向性に大きな示唆と影響を与えたのではないかと思われます。

そんな小林さんとのパートナーシップの解消は、バンドにとっては一大事。今までの「良好な環境・成功していたシステム」をガラッと変えるのですから。

従来の活動システムを大きく変えた理由は、ある種のマンネリズムの打破に尽きるでしょう。新たな作品を創造し続ける使命を課せられたアーティストとして、「現状に甘んじていてはいけない」というマインドが芽生えたのではないかと、番組を見ていて感じました。

このバンドも、新たな地平線を切り拓き、まだ見ぬ世界に到達すべく、ブレイクスルーしたかったのではないでしょうか。(2015.6)

ひたすら練習して・・・

私(サイト管理人)は中学2年の頃、親戚から譲ってもらったアコースティックギターで、ギターの練習を始めました。弾き語りが出来るようになって、好きなアーティストの曲を演奏してみたいな~と思ったんです。

ギターを弾く人

経験者の方ならご存知かと思いますが、弦楽器の初心者にとって、ギターの弦を指で押さえるのは結構大変です。弦がかたいので、指に弦の跡が残ったり酷くなれば水ぶくれが出来たりして、慣れるまではしばらく苦労します。この弦を押さえることに慣れるのが、ギターを始めるにあたっての第一関門ですね。

そして、第二関門は「コード」です。ごく簡単に言えばコードは、「ド・ミ・ソ」「ド・ファ・ラ」といった和音のように複数の音から成り立っています。ギターの場合、右利きの人ならば、複数の弦を左手の指で押さえる事となります。このコードを弾けない事には、弾き語りは出来ないと言っても過言ではありません。必須・最低限のスキルだと思います。

ところでこのコードには、押さえやすいコードとそうでないコードとがあります。そこで多くのビギナーがマスターに一苦労するが、「ハイコード」と言われるポジショニングです。

そして、ハイコードにも数多くの種類があるのですが、ビギナーが最初に練習するのは、多くの場合が「F」コードだと思います。

多くの人が最初にFにトライするのには、ギターのネック(細長い部分)の第1フレット(左端・一番先っぽの部分)を押さえる事や、ビギナー向けの課題曲に使用される頻度が高い事、実際にFコードを使った楽曲が多い事などの理由が考えられます。

ギター第1フレット

ギターの場合、「F」コードが上手に押さえられるようになれば、「G」や「A」の他、様々なハイコードを容易に押さえる事が可能になります。

ですので、練習する訳ですが、私のようなど素人の初心者にとっては、とても押さえにくい、結構な難関なんです。特にアコースティックギターの場合、そう簡単にキレイな音を鳴らす事は出来ません。なかには、Fをマスター出来ずにギターに挫折してしまう人もいるようです。

私も指が慣れるまで、コツを体得するまで、ひたすら練習するしかありませんでした。私の場合、あまり器用なタイプではないので、もしかしたら他の人より手間取ったかもしれません。でも、いつしかFコードをキレイに鳴らせるようになりました。苦心せずにFコードが弾けるようになって、演奏出来る楽曲のバリエーションがどんどん増えていきました。

今思い返してみると、ハイコードのFをマスターした時、ある種の壁を突き抜けた(ブレイクスルーした)のだと思います。すごくカッコ良く言えばですが(笑)。

備考:ローコード(LOW-CORD)&ハイコード(HIGH-CORD)

ギターのハイコードとローコード

ギターで「コード弾き」をする際の押さえ方(ポジショニング)は、ハイコードとローコードに大別されます。

概ねローコードの方が押さえやすいです。実はローコードだけでも様々な楽曲演奏は可能で、エレキギターのギタリスト等も多用しています。

そう言った意味では、ローコードだけで充分なのかもしれません。でも、ハイコードを習得しておいたほうが、演奏バリエーションが広がるのは確かです。また、全ての弦(1~6弦)をほぼ同時に弾いて音を鳴らす場合、ハイコードは、ダイナミックな演奏(大きな音での演奏)やうたの伴奏に効果を発揮します。

ですので、弾き語りや伴奏をするのであれば、ハイコードは覚えておくべき・・・と考えます。

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