読者モデルの体験

子供や赤ちゃんの読者モデルは、「モデル・デビュー」するにあたって比較的敷居が低いと言えます。

プロ的なモデル能力というよりも、どちらかというと素朴でナチュラルな子供の姿や、生活感（リアリティ）が求められているので、本格的な芸能レッスンを受けていない場合でも気軽にやりやすいです。

媒体によっては、大きな写真を掲載してもらえたり、表紙を飾れる可能性もあります。

手軽にキッズモデルの体験をしてみたい方に向いているでしょう。

では「読者モデル」にについて、具体的に見ていきましょう。

一般の子どもたちが採用されています

本格的な芸能・モデル活動をしていない、ごく一般の子供たちが採用される傾向があります。ルックスやスキルの優劣を気にする必要はありません。

雑誌の場合、「読者さんの中には、こういった（お洒落な、ステキな）子どもやママパパがいますよ」と、紹介（演出）する意味合いもあるのだと思います。実際にその雑誌の読者であればなお良いかも。

ちなみに芸能事務所・養成所に所属している子でも、（事務所・養成所が了解しているのならば）出演に問題は無いと思われますが、「タレント色」が希薄な「素人の子」を優先的に採用する可能性があります。

出演（掲載）メディアは幅広いです

系統的には、子供向けのファッション誌（キッズモデル誌）や、子育て・ライフスタイル系のメディアが多いです。

雑誌（紙媒体）は、全国に流通しているもの（全国誌）から、特定エリア限定で販売されているローカル誌、そして、地域のフリーペーパー等々、多岐に渡ります。

アパレルブランド等のカタログ（Web）モデルや、写真スタジオのモデルなども読者モデルの一種と言えるでしょう。そう考えると、読モの範囲は結構広いですよね。

親子でモデル

子育てやライフスタイルに関連したコンテンツのモデルにおいては、キッズと併せてママモデルを募集する企画もあります。（パパが募集される場合もあります）

実際、この種の雑誌・ウェブを読んでいるのは、ご両親・保護者の方たちですので、まさに「読者モデル」と言えます。

採用の継続性

1回選ばれたからといって、次回以降も読者モデルとして採用してもらえるとは限りません。

キッズモデルの希望者は全国に沢山いて、雑誌によってはかなりの競争率のようです。

専属モデルとは異なり、「読モは1回ごとの採用」と考えておくべきでしょう。

募集と応募と選考

読者モデルは、雑誌やウェブ上で「必要に応じて」募集が行われています。募集情報を定期的にチェックして、出てみたい案件を見つける事となります。

応募資格には、子供の場合、年齢、学年、身長などが条件として指定されています。

各案件のシステムに従って応募します。一般的には顔や全身の写真を要します。

選考は、送られてきたデータをもとに行われます。電話やメールによる問い合わせはあるかもしれませんが、カメラテストなどのオーディションは、あまり行われないでしょう。

撮影・取材について

募集主が指定した日時・場所で撮影や取材が行われます。参加者がそのスケジュールに合わすのが原則です。

記事（コンテンツ）の内容によっては、実名が必須であったり、住居（部屋）などが取材対象となる案件があります。

充分なプライバシー保護は行われると考えられますが、気になる方は、応募前に内容をよく確認しておきましょう。

プロの現場を体験

プロのスタッフのもと、本格的な撮影機材と技術で撮影してもらえます。

「雑誌・広告の現場」や「プロの現場」がどういったものなのか、その雰囲気を味わう事が出来るのはメリットです。

演出指示に従って動作・ポージング・顔の表情作りを行います。それほど高度な要求はされません。

用意された衣服の着用や、雑貨・グッズ等を使用する事もあるでしょう。ヘアメイクをしてもらえる案件もあります。

出演料や経費について

読者モデルは、お仕事的な感覚ではなく、「一般の読者に取材協力してもらっている」という体裁で行われています。プロフェッショナルな専属モデルとは異なります。

従いまして、出演料（ギャラ）は期待出来ません。出たとしても、謝礼程度と考えておくべきでしょう。

また、交通費・滞在費などの経費は、自己負担のケースが大多数です。

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